検証方法
多重試行で補正したシャープ
Deflated Sharpe Ratio (DSR)
何度も試したあとのシャープに、高・中・低のラベルを付けます。このラベルで否決はしません。
何を見ているか
同じ研究の中で多くの試し方を比べたあと、観測されたシャープが試行の多さにどの程度耐えられるかを、三段階で残します。公開するラベルは高、中、低です。
なぜ置くか
試す回数が多いほど、偶然に高いシャープが一度は出ます。補正しないまま、その一本をエッジと読むと過大になります。
Alphavo での扱い
Alphavo Desktop が残すのは高・中・低です。ラベルは否決の線ではありません。p 値でもありません。0.95 を境にした合否でもありません。候補戦略は検証待ちのままでは Alpha ではありません。
結果の読み方
高は、試行の多さを踏まえてもシャープが残りやすい、という読みです。低は、その読みが弱い、という記録です。低であっても、このラベルだけで候補戦略を落とすことはありません。星は別に付き、星なし、一つ星、2つ星、3つ星です。
限界
- 将来の勝率でも、収益の確率でもありません。
- ラベルの高低を、検証全体の合否一文には使いません。
補足
考え方は Bailey と López de Prado の Deflated Sharpe Ratio に沿います。Alphavo が画面に出すのは、その読みを高・中・低にしたラベルです。